2021/08/30 22:03

低糖質・グルテンフリースイーツのお取り寄せ・・モミの木ネットショップ 店長の高橋です!

今回は・・・9月から「モミの木ネットショップ」で販売を開始する
   「Yui valley イラさんが作るサワードウブレッド
の魅力を小分けにしてお伝えする記事です。
今日のテーマは・・・サワードウブレッドの製法のこだわりについて



1. 生活の中に溶け込む サワードウブレッド

モミの木ネットショップで販売する、サワードウブレッドを作っているのは・・・

「Yui Valleyのイラ」さん。彼女が生まれ育ったイスラエルでは、サワードウブレッドはとても身近な存在。ベーカリー(パン屋さん)では、サワードウブレッドを買う事が出来ますし、家庭で手作りをしている人もいます。


子どもの頃から、サワードウブレッドに親しんできたイラさんが日本に移住した後、
日本でも自分でサワードウブレッドを作ろう!って思ったのはとっても自然なことだったのです。

2. 美味しいサワードウブレッドは良質な材料と、きめ細やかな配慮。そして時間がつくる

イラさんに、サワードウブレッドを作るポイントをいくつか教えてもらいました。
いろいろなポイントがあるのですが、今回はその中の2つをご紹介。

・とにかく【材料が大事】自然の力を利用させていただくサワードウブレッドは材料のごまかしが効きません。
・良いスターター(発酵種)を作るためには、良い材料と、きめ細やかな配慮、適切な温度管理が欠かせない

そもそも、サワードウブレッドってどんなパンなんだろう?って思っている人になるべく簡単に説明すると・・

【サワードウブレッドとは強力粉とライ麦粉と水だけを使って、空気中にある乳酸菌や酵母を培養(長時間発酵)して、その酵母を使って焼き上げるパンの事。】

普通、パンを焼くときはイースト菌(工業的に培養した酵母)を使う事が多いですよね。ホームベーカリーでパンを焼く場合も、市販のドライイーストを購入する場合が多いと思います。
市販のドライイーストはとっても優秀!粉末状になっていて、適量を生地に混ぜるだけでパンは簡単に膨らむわけです。

でも、サワードウブレッドは違います。

なんと、空気中に存在している乳酸菌や酵母菌を、小麦・ライ麦と水だけを使ってじっくり時間をかけて発酵させるのです。

この話を最初に聞いたとき、空気中に酵母菌がいるの?って思っちゃいましたが、本当にいるらしいのです。そして家によって、菌の種類は微妙に違うので、家ごとに出来上がりのパンの味が違うのだとか。。

この話を聞いたとき、なんだか日本酒の生酛(きもと)造りみたいだなと思いましたよ。ほんと自然の力って不思議だなあと思います。

3.発酵の事も少しだけ。。

サワードウブレッドの発酵種のもとは、空気中にいる、乳酸菌と酵母菌。。この菌たちを、小麦・ライ麦の中で少しずつ増やしていくのですが、ただボーと待っていても酵母菌が増えるわけではないのです。

発酵させる温度や、与える小麦の量を調整しながら、何日も時間を掛けてスターター(発酵種)を育てていくのです。



最高の材料と丁寧な手作業。膨大な時間の末に焼きあがる、「Yui valleyのサワードウブレッド」は、爽やかや酸味と、食べやすい固さ。

なにより、食べた瞬間に口の中に広がる、酸味と麦の香ばしい風味のコラボレーションが最高の一品なのです。
いままでハード系のパンはちょっと苦手だな・・・って思っている人にも食べて欲しい!
そんな一品です。